ご不浄、いわゆる便所を何やかやの事情で埋める場合、塩と酒とで清め、そして梅干しと葦（よし）を供える儀式を行うそうだ。私はただそんな風習もあるのかと、半分興味深く半分しょうもなく聞いていたのだが、その由来の段になって吹いた。そのまんまなのである。埋めて良しって、じゃあ便所じゃなくとも井戸などでも奉るべきなのか。大体カミに洒落は通じるのか。色々な疑問と煩悶が湧き上がったが、カミはまあ元々茶目っ気も兼ね備えているものでもあるから、効くのかも知れないなと思い直したり。
帰ってきて探してみるとこんなところも。やはりあるらしい。
