考える

 以前よりも落ち着いていられるとか言っておきながら、ちっとも変わっていない性格。しかしそれについて考える量は、考えられる総量が変化していないので、することのある現在は相対的に少なくなっている。その上、逃避できる材料が多く、また幅が広くなったせいで、気力が一定以下に低下しないというのもある。逆に見れば、やることがなくなれば、やはり同じように陥る可能性があるわけだ。変わっていない。悲しい。
 いつにもまして主語のない文。意図的。