学校のようなところが舞台。いろいろと歩き回っているのだが、中庭のようなところで、丸い黄色とオレンジ色の、釣りの浮きのようなものを身につけた巨大な蚊に刺される。左右の手のひらと、避けようとして踏み出した右足裏のそれぞれ真ん中を。蚊は最後の抵抗だったらしくその後息絶える。
 刺された部分が爛れて液が漏れてくるので、絞りだそうとしてみると、鉛筆の芯のような黒光りする2cmほどの棒が現れた。ものすごくイヤにリアルに。それが蚊に刺されたところ全てから、限りなく出てくる。時には奥の方が尖ったもの。押し出すうちに人差し指の先端まで移動するもの。
 あとは目が覚めて即メモしようと思ったが、遠かったので億劫になり、せず。失われた。
 やっぱり黒がキーワードである。「ような」ものを排除して夢を叙述してみたいものだ。