ファミリーコンピュータWii
この年末年始は、わたしにとって二つの意味で、今までにないものとなった。
ひとつめは、結婚したこと。
ふたつめは、Wiiがあったということ。もっと言えば、Wiiによる家族とのコミュニケーションが斬新で、感心させられたのだった。
Wiiスポーツが盛り上がったことは言うまでもない。
驚いたのは、祖母にWiiリモコンを何の説明もなしに渡してしまっても、嫌悪感なく触って、写真チャンネルを扱っていたこと。
単純に、ボタンを押して、画面が何かしらの反応を示すというのは、ほとんど全ての人にとって興味深く楽しいことなのだろう。その行為と結果自体に拒否感はなく、あるとすれば、ボタンの数や配置、コードの窮屈さ、その行為に集中できるまでに要する下準備の煩雑さなどにあると思う。
ファミリーコンピュータのコントローラよりもボタン数が増えているにも関わらず、ここまで嫌悪感をなくすことに成功したのは、まず片手で扱えるようにしたことが大きいと思う。祖母は病気のために、右腕が動かないのだった。それでもある程度のことができるようになっている。
いろいろなひとが、考察しているだろうことを、私も書いてみた。