仮想デスクトップ

 またしても試用してみることに。以前から使おうと思う度に挫折しているVirtual Desktopに加えて、WinDeskWideと、VirtuaWinを試してみた。
 今回、試すものをいろいろ調べてみるうちに、次のことがわかった。
 仮想デスクトップツールには、大別して二つある。基本思想から異なっているのである。ひとつは、デスクトップの面積を広げるもの。もうひとつは、デスクトップの数を増やすもの。二つは同じことを言っているようだが、まるっきり違った。はっきり違いが現れるのが、タスクバーである。前者は、どのデスクトップに切り替えても、同じくすべてのアプリケーションが並ぶ。後者は、アクティブなデスクトップにあるアプリケーションのみが並ぶのである。
 どのような環境を求めているかで、この二つを選択することになる。
 私は結局、タスクバーに全部出ていてほしい派だった。環境を作り分けてすっきり、というわけにはいかなかった。どのデスクトップに、どういう分類で何を置くか考え、どこに何があるかを常に把握しているより、Alt+Tabで見つけるほうがよっぽど速いし、それこそ全体を見渡せるのである。
 やはりデュアルディスプレイに憧れるのである。